「やること多すぎて、定時では帰れない!」
「定時で帰りたいけど、どうしたら帰れるの?」
「早く帰りたいけど、周りの目が気になるな」
教員の仕事は、ほんとに帰りたくてもなかなか帰れないですよね。
私も中学校で教員をしているときは、早くても20時ぐらいに学校を出ていました。朝は、7時には学校に行っていたので、学校に13時間もいたことになりますね。
でも、今は小学校教員になり、8時出勤し、遅くても18時には学校を出ます。学校にいる時間は長くて10時間になりました。定時に帰る日ももちろんあります。
学校にいる時間が3時間も減っています。
最初になぜ、私が定時で帰れるようになり、学校にいる時間を減らすことができたかをお伝えしますね。
それは、「絶対に早く帰る!」と決めたからです。
「なーんだ、気持ちの問題かよ。」と思ったあなた。
気持ちがなければ、行動は変わりません!
この後、詳しくお話していきますので、このまま読み進めていってもらえるとうれしいです。
こんにちは!毎日、定時退勤できることを目指す現役小学校教員の
しーさ(@shi__saT)といいます。
早く帰れるようになったら、何をしたいですか?
今までできなかったことに時間が使えると思ったら、ワクワクしませんか?
自由な時間を作ると、自分のやりたいことに使えるようになりますよ!
この記事を読んで実践していただくと、時間に余裕ができ、生活にもゆとりが生まれます。ゆとりができると細かなことにイライラしなくなります。よい循環が生まれていきます。
時間に追われる生活から、一緒におさらばしましょう!
教員が定時退勤できない原因
1番の原因は、「やることがたくさんあり、忙しい」です。
やることが多い → 帰りが遅くなる → 体や頭が疲れる → 仕事がうまく回らない → 仕事がたまる
仕事がたまれば、やることは減っていきません。
この負のスパイラルに入っている方は、多いです。
これを解消するために、気持ちと行動の両方を変えていく必要があります。
教員が定時退勤をするには、「したい」を「する」に変える必要がある!
まずは、「気持ち」を変えていきましょう!
「定時を過ぎて働いていて、何も感じていない人はいませんか?」
「まわりも働いているから、私もやらなければいけないと思っていませんか?」
「水曜日は、ノー残業デーだから、残業せずに帰りましょう、と言われているだけではないですか?」
この状態は、とても危険です。
それは、心のどこかで、定時では帰れないという気持ちが入っています。
教員は、残業しても給与には、ほとんど関係ありません。
給特法で、給料月額の4%の「教職調整額」を支給する代わり、時間外勤務手当および休日勤務手当(「残業代」)は支給しないとされています。
月に30万円給与としてもらっている人は、教職調整額は、たったの12,000円です。
何時間、残業したってこの金額は変わりません!
定時で「帰りたい」気持ちがあるのならば、帰りましょう!
そして、「帰りたい」ではなく「帰る!」に気持ちを変えてください!
帰るっていう行動を続けていくと、意外に時間内で仕事できるものですよ。そして、周りの教員も「この人は定時で帰る人なんだ」と思うようになってきます。
教員が定時退勤するためにやるべきこと3選
気持ちを変化させたら、次は実際に行動にうつしましょう!
教員が定時退勤するためにやるべきことを3つお話しますね。
時間を大切にする
時間には限りがあることを頭に入れておきましょう。
時間ってほんとに大切です!
休み時間や授業の空き時間で、ゆっくり過ごしたり、おしゃべりしていませんか?
もちろん、学校が設定している休憩時間であれば問題ありません。
休み時間や授業の空き時間だって、勤務時間です。
私の働く上でのモットーは、「勤務時間は、全力で働く!」です。
空いた時間があるのであれば、採点したり、所見を少しずつ書いていったりなどできることがあります。
コツコツと仕事をこなしていくだけで、やることは減っていきますよ!
定時退勤を目指すなら、勤務時間中にムダな時間を作らないようにしましょう!
仕事の優先順位を考え、ムダなことはやらない
コツコツと仕事をこなしていったとしても、やることが多いのが教員の仕事です。
そこで大事になるのは、仕事の優先順位です。
まずは、自分がやらなければいけない仕事を出してみてください。
そこから、「必ずやらなければいけないこと」と「必ずやる必要はないこと」に分けましょう。
私の場合だと、こんな感じです。
必ずやらなければいけないこと | 必ずやる必要はないこと |
---|---|
・授業準備、教材研究 ・テストの採点 ・成績をつける ・所見を書く ・週案を書く ・帳簿を整える ・保護者への連絡 ・校務分掌の仕事 | ・学級通信を書く ・教室内の掲示にこだわる ・休み時間に子どもと遊ぶ ・ワークシートを子どもが 喜ぶようにデザインする ・宿題の丸つけ ・学級や学年での企画 |
児童や生徒のことを考えたら、「必ずやる必要はないこと」もやったほうが子どもたちのためになるかもしれません。
しかし、子どもたちのためと言い始めるとキリがありません。
正直、必ずやらなくてもそこまで大きな違いはありませんよ!
それよりも、児童とコミュニケーションをとり、関係を作る方がよっぽど大切です!
人に任せる
仕事を人に任せるって苦手な人多いですよね。
でも、任されたものすべてを自分でやっていたら、定時で帰るなんてできません。
校務分掌や行事のことなどは、自分がやるべきことなのかも考え、他の先生方にもお願いしましょう。
学級内のことも児童や生徒で、できるような仕組みを作っていくことで、自分で動く必要がなくなっていきます。
何でも自分でやらずに人に任せられるようになりましょう!
教員も定時退勤して、自由な時間を作りましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
教員は、日々いそがしく定時で帰るのは難しいかもしれません。
しかし、まずは「帰りたい」ではなく「絶対に帰る」と気持ちを変えてください。
定時退勤するためにも、やるべきことを3つ紹介しました。
- 時間を大切にする
- 仕事の優先順位を考え、ムダなことはやらない
- 人に任せる
まずは、勤務時間を全力で働き、時間をムダにしないようにしてみてください!
ぜひ、定時退勤して自由な時間を作り、好きなことに時間を使ってください。
私は、読書に時間をたくさん取っていますよ!
あなたの働き方改革が進むことを願っています。
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