「沖縄にいつかは住んでみたい!」
「教員が沖縄へ移住って、そんなことできるの?」
以前、Xで「沖縄に移住してみたい人はいますか?」とたずねたら、沖縄に、退職したら住んでみたいっていう人が多かったですね。暖かくて海のキレイな沖縄で生活するのは憧れますよね。
この記事では、愛知県で中学校教員として働き、その後実際に沖縄に移住し、今でも現役の教員として働いている私が、現役教員の内に沖縄に移住できるということをお伝えします!
こんにちは!沖縄に移住してもうすぐ3年が経とうしている
現役小学校教員のしーさ(@shi__saT)といいます。
教員をやりながら、移住となるともちろん「教員採用試験」を受けなければいけません。
私は、2つの県で採用試験を受け、合格もしています。
今は、受験者が減っているので、しっかりと対策さえすれば、そこまで難しくありません。教員として、働いているのであれば、免除制度なども使えるので、うまく活用していきましょう!
沖縄県は、都道府県魅力度ランキングでは、常にトップ3に入ってきます。
そして、観光客がとても多く訪れます。
遊びに行くのはいいけど、住むとなると抵抗がある人もいると思います。
今回の記事を読むことで、移住する前に知っておきたい情報が手に入ります。また、私が、沖縄に移住するうえで感じたことを、率直にお伝えするので、新鮮な情報がわかりますよ。
沖縄への移住に少しでも、興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
教員でも、沖縄へ移住はできる!
先ほども少し書きましたが、私は現役で小学校の教員をしています。それより以前は、他県で中学校の教員を12年していました。
私自身、教員でありながら、沖縄に移住してきた経験者になります。
しかし、その道のりは、決して楽ではないと最初に言っておきますね。
一番大変なのは、教員を続けたいのであれば、「教員採用試験」を再び受けなければいけないということです。私も、もう一度勉強し、受け直しました。
再度、勉強することで新たな気づきもあり、よかった面もありますが、勉強時間を確保するとなると負担になってしまう面も多いにあります。
しかし、私が受け直したときに比べると、現役で教員をやられている人は、特別選考の制度が使いやすくなっています。下にあるような、特別選考が可能になります。
※「結・UI(ゆい・ゆい)特別選考」
沖縄県教育委員会HPより
正規任用教諭経験者を対象とする下記の特別選考を「結・UI(ゆい・ゆい)特別選考」と
称し、沖縄県内外の多くの教職経験者へ広く周知いたします。
○ 沖縄県正規任用教諭経験者を対象とした特別選考
○ 他都道府県現職正規任用教諭を対象とした特別選考
「結・UI(ゆい・ゆい)」の意味…..「再び教職へ縁を結ぶ」「Uターン・Iターン」
特に移住を考えている人にとっては、「他都道府県現職正規任用教諭を対象とした特別選考」の受験資格に当てはまると第1次試験が書類選考となります。
受験資格は、次のようになります。
① 小学校教諭等若しくは中学校教諭等を受験する者。
② 沖縄県以外の都道府県に所在する公立小学校若しくは中学校に勤務しており、令和6年3月31日時点で通算5年以上(休職、育児休業等の期間は含まない。)の勤務経験を有する現職の正規任用教諭(主幹教諭、指導教諭を含む。)。
通算5年以上、経験されている方であれば、この制度を活用できると採用試験の負担は、少し減ると思います。第2次試験もコロナの影響から、個人面接(模擬授業等含む。)だけに今はなっています。
このように、教員でも沖縄へ移住することは十分に可能です。教員を続けていくつもりであれば、暮らしたい場所で、やるっていうのもありではないですか?
今は、教員不足もあり、倍率が下がり、受かりやすくはなっています。
もちろん、教員以外の仕事に転職するという手もあります。
自分のライフプランに合わせて、ぜひ沖縄への移住を考えてみてください。
私が、沖縄県の採用試験を受ける前に転職したときの、経験談も記事にしているので、のぞいてみてください。
沖縄へ移住するメリット5選
ここからは、沖縄へ移住したときにどんなメリットがあるのか書いていきますね。
私が実際に移住してきて感じた5つのメリットになります。
過ごしやすい環境
やはり環境の良さは、ダントツでメリットの1番です!
3月〜12月ぐらいまでは、半袖で過ごすことも可能だと思います。もちろん時期によっては、朝晩肌寒く感じますが、日中で晴れているといけますね。
夏は、もちろん暑いですが、それは日本全国どこでも変わらないと思います。
沖縄の方がカラッとしているので、本土のようなじめっとした暑さは少ないです。
また、住む場所にもよりますが、本島の中部や南部であれば、生活していくうえでも、買い物などで困ることはないので、今までと同じように生活することもできます。
沖縄の人の人柄
人柄については、「あたたかい人が多い」なと感じます。
特に、子どもに対しては、スーパーに買い物に行ったときなどに、よく声をかけられます。
人間関係が希薄になってきている中でも、そういったあたたかい声かけや視線があるといいなと感じます。
花粉症に悩まされない
これは、私にとっては大きなメリットでした。
3月、4月の春の季節に、花粉症に悩みません。
本土に住んでいたときには、2月ぐらいから早めに病院に行って薬をもらったり、花粉を払ってから家の中に入ったりとしていました。
今では、何も気にせずに過ごすことができます。
花粉症に悩まされている方は、多いと思います。
沖縄だとその悩み解消できますよ!
リゾート気分を味わえる
沖縄は、観光業がさかんな県です。
観光客向けの飲食店や施設も多くあります。
また、海のキレイさは、みなさんもよく知っていると思います。
休日にたまに、家族で海を見に行ったり、少し離れたホテルに泊まりに行ったりと観光に来たようにリゾート気分が簡単に味わえるのもよいですね。
それを楽しみに、普段の仕事もがんばれます!
仕事の内容が変わらない
これは、沖縄県の教員にそのままなる方にとってのメリットになってしまいますが、教員という仕事は、全国どこでもやることはそこまで変わりません。
私も、中学校から小学校へと校種は変更していますが、学校で働くという意味では、授業をするというのがメインとなる仕事なので、そこまで困っていません。
今までやってきたことが、そのまま活かせるのは大きいです。
沖縄へ移住するデメリット4選
メリットだけでなく、もちろんデメリットになることもあります。
デメリットについても、私が感じたことを4つ書いていきますね。
仕事の選択肢が減る
私は、移住したときの最初は、転職活動をして、民間で働いていました。
転職活動をしていて感じたのは、仕事の選択肢が少なかったことです。
もちろん、私に資格であったり、経験があったりすれば、もう少し選択肢があったのかもしれませんが、東京や大阪などの都心と比べると、どうしても選択肢は少なくなってしまいます。
リモートで働くことができる、資産をある程度形成してから移住するなど、働く環境やお金に関する心配をなくして移住をした方がよいです。
知り合いが近くにいない
これは、どこの県に移住するとなったとしても同じだとは思いますが、今までの知り合いが近くにいなくなります。
沖縄への移住となると、会いに行くにしても飛行機での移動になるので、簡単ではありません。
働いていく中で、新たな出会いやコミュニティができるので、数年経てば、知り合いがいないということは解消できると思います。
旅行や帰省などの移動費
私は、学生時代の仲の良かった友達に会い行くときや帰省するときに年に数回は、飛行機に乗ります。
飛行機となると、どうしても移動にかかる費用は高くなります。
また、マイルを使って予約するにしても先の計画を立てて、早めに予約しなければ、マイルを多く消費してしまいます。
私は、マイルが貯まりやすいクレジットカードにしたり、ポイ活をしたりしてマイルを少しでも貯めやすく工夫していますが、それでも何回も飛行機に乗るのは難しいです。
ネットショッピングなどの輸送費
Amazonや楽天、メルカリなどで買い物などをする人は多いと思います。
沖縄でも利用することはできますが、送料がかかってしまうことが多いです。
送料無料の物もたくさんありますが、探さなければいけないので、少々手間になります。
まとめ(教員が沖縄へ移住するときは、準備が大切!)
ここまで、読んでいただきありがとうございます。
今回の記事では、メリットとデメリットを知った上で、採用試験の制度をうまく活用すれば、現役の教員でも沖縄へ移住することはできることをお伝えしました。
5年以上経験されている教員の方であれば、「結・UI(ゆい・ゆい)特別選考」を活用しましょう!
沖縄へ移住するメリットについては次の5つでした。
- 過ごしやすい環境
- 沖縄の人の人柄
- 花粉症に悩まされない
- リゾート気分を味わえる
- 仕事の内容が変わらない
デメリットについては、次の4つでした。
- 仕事の選択肢が減る
- 知り合いが近くにいない
- 旅行や帰省などの移動費
- ネットショッピングなどの輸送費
沖縄に移住してみたいと思っても、簡単には行動に移すのは難しいです。
メリットやデメリットを知ったうえで、移住するための計画を立て、準備をし、実行に移すことが大切です。
ぜひ、沖縄で一緒に教員として働きましょう!
今回の記事が少しでも参考になればと思います。
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